和額修復

和額の修復
和額は、一度飾るとそのまま何年も、あるいは何十年も飾ったままになる事が多いものです。古い額は、本紙を保護するアクリルが入っていないものが多い為、空気中の汚れ(油煙や煙草のヤニ)や、虫の糞などが付着しているものが殆どです。
和額豆知識 - 構造

- 弊社で額装する場合、基本的にアクリルを入れる為、本紙が汚れる事はありませんが、光が反射して本紙が見づらいという理由から、アクリルを好まないお客様もみえますので、御希望によりアクリルを外した状態で製作する事も可能です。
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和額のトラブル

- 掛軸ほど頻繁に掛け変える表具ではありませんので、虫干しなどは必要ありませんが、防虫香を額の裏側に置く、直射日光が当たらない場所に飾る等の対策で傷みを防ぐ事ができます。
虫の糞

- 昔は今に比べて家の中にハエ等の虫がよく入り込んでいた為、アクリルで保護していない額には、虫の糞や卵が付いています。

- 虫の糞・卵は洗っても完全には取れません。周囲の汚れが落ち綺麗になると逆に目立つ事もあります。

- 和額を仕立て直すときには、なるべくアクリル入りにした方が良いです。
本紙の破れ

- 長期に亘り飾られたままになる為、乾湿とともに本紙も伸縮を繰り返します。徐々に紙の粘りがなくなり、乾燥している時に衝撃を与えると、突然大きな亀裂が入る事があります。

- 亀裂は、本紙全体ではなく周辺だけを下地に糊付けし、中が浮いた状態になっている為に入ります。

- 傷んだ和額を修復に出す際は慎重に扱いましょう。
墨の劣化

- 長い間、温度や湿度の変化にさらされた墨は、膠(にかわ)成分が弱くなり粘りが抜け、墨の粒子を繋ぎとめる力が弱ります。墨が粉状に浮き煤(スス)に戻り、触るだけで落ちるようになります。

- 墨は松を燃やした煤に膠を混ぜて作られています。墨が弱ったものは、早めの修復が必要です。

- 埃を取ろうとして表面を掃うと、墨まで取れてしまう事がありますので現状のまま修復に出して下さい。
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カスタマーサポート
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本日は 2008年7月24日(木) です。
株式会社 雅 - 表装・表具修復専門会社 -
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