- 表装・表具の雅。
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表具修復
表具修復について
殆どの種類の表具修復に当てはまる部分を取り上げて説明します。個々の表具に特有の修復作業については、専用ページにて詳しく解説します。
表具修復の対象
表具修復で修復の対象となるのは本紙だけで、それ以外の部分(裂地・軸先・下地・枠など)は廃棄処分となります。お客様の御要望に応じて、本紙以外の部分を再利用する事もありますが、新たに作り直すよりもコストがかかる場合が多いので、特に理由がなければ、本紙以外は新品で作り直すことをお勧めしています。
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表具修復の必要性
表具作品は、部屋を飾り、お客様をもてなしたり、その家に暮らす人の心にゆとりをもたらすといった目的を持って作られています。掛軸が折れていたり、額がシミだらけになっていては目的を果たせません。長い間大切に使われ、自然に色褪せていったような古さは、作品の風格を増すと言えますが、限度を越えた汚れや傷みがあっては、作品本来の役目を果たせないばかりか、お部屋の品格を損なう事にもなります。表具は飾ってこそ価値を発揮します。
長く大切に使う為に、気になる汚れや傷みがあれば、すぐにでも表具修復されることをお勧めします。
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修復手順
各表具に共通した、本紙の修復手順についてまとめました。
| 作業内容 | 作業の様子 |
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1.鑑定表具に骨董品としての値段を付けるというような意味の鑑定ではなく、修復しようとする表具の現状を正確に把握し、どのように作業を進めるかといった事を検討する作業です。具体的には、写真を撮り、寸法を測り、本紙の状態を見極め、それらの情報を作業指示伝票に書き込んでいきます。
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掛軸の鑑定作業をしています。 |
2.色止め修復する本紙は、通常、制作されてから長い時間が経っていますから、絵具や墨が弱っています。作業の途中で色落ちしないように定着させる作業です。
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3.はがし本紙だけを切り抜き、表を下にして裏側の古い紙をはがします。作業台に紙を敷き、その上に本紙を裏向きに乗せて霧吹きで水分を与え、刷毛で延ばします。 十分に延ばしてから、さらに水を吹くか、静かにお湯をかけて糊の成分を溶かします。糊が弱くなってから古い裏打の紙を慎重にはがします。 |
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4.補修穴のあいた部分に裏側から紙を当て、破れた箇所は紙を寄せ、破れ目がぴったり合うように繋ぎます。この工程が修復の出来を左右します。 |
掛軸の本紙を補修しています。半透明のアクリル板の上に本紙を乗せ、下から光を当て、破れが見えやすいようにしています。 |
5.肌裏打ち本紙に、新しい紙で裏打をします。本紙に直接裏打する紙を肌裏(はだうら)といいます。 |
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6.洗浄洗浄の指示がある本紙は、肌裏打ちが終わった後、本紙を乾燥させて洗浄作業に入ります。 洗浄用の、平らなスチールの桶に本紙を置き、不織布ではさんで保護します。洗浄が終わると、薬品を水で完全に洗い流し乾燥させます。 |
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7.増裏裏打ちを補強する目的で肌裏(最初の裏打ち)の次にする裏打ちです。 |
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8.修復完了はがし、補修、肌裏打ち、そして洗浄までが、修復作業の主な工程です。修復した本紙は、掛軸、和額、屏風などの作品として仕上げます。 ![]() ![]() |
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雅のひとこと
古い作品の表具修復は難しく、確かな表具技術が無いと出来ません。傷んだ表具、雅ならどんなに傷んでいても修復致します。
「表具修復代の方が作品の価値より高いです」、「相当傷んでいるので表具しても無駄です」、「古いので表具修復すると表具代の方が勿体無いです」は、店の名前が傷つかないように「私のところでは修復できません」と言っているのと同じです。
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カスタマーサポート
表装・表具の相談、質問等は TEL 0586-75-5331、若しくはメールにて御問合せ下さい。
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本日は 2008年7月24日(木) です。
株式会社 雅 - 表装・表具修復専門会社 -
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